最も身近な飲み物、
水
皆さんは普段、どのくらいの量の水を飲んでいますか?
この場合の水というのは、お茶やジュースなどの“水分”ではなく純粋な水、H2O(エイチツーオー)です。
実は以前、一日に水を4~5ℓ飲む生活を2か月ほど続けたことがあるのですが、今回はそのときの経験をお話ししたいと思います。
※当記事はあくまでも医学的知識のない一個人の体験&感想ですので、参考にされる方は自己責任でお願い致します。
“大量水のみ生活”を実行したのは今から約10年ほど前、季節は夏(7~8月)の約2か月間でした。
その時は一日に平均4.5リットルのミネラルウォーターを飲んでいました。
水を飲むと良いことしかない
まず結論から言います。
2か月間水を飲み続けてみて、身体にとっては良いことしかありませんでした。
以下に列挙していきます。
1.体調が改善される
水のみ生活を始めて数日経つと体調が良いことに気が付きます。
感覚的な部分もあるのでうまく言葉で表現できませんが、『なんか健康体になったな』と感じました。
実際、水のみ生活をしていた2か月間は体の不調は無かったと記憶しています。
なお、大前提として暴飲暴食や間食はしませんでしたし、ジュースやお茶もほとんど飲みませんでした(※アルコールは元々飲みません)。
2.体重が減る
自分は2か月の水のみ生活で体重が2キロ減りました。
つまりひと月でマイナス1キロですね。
日中は仕事で体を動かしていましたが、それ以外は運動らしい運動は特にしていませんでした。
これは自分もあとから知ったことなのですが、水を飲む(正しく摂取する)だけで体の基礎代謝が上がるらしいです。
大量の水を飲む“コツ”
1.温度は常温が良い
自分は2ℓサイズのペットボトルを棚に2本並べて置いておき、気が付いたときに飲むというスタイルでしたが、これには理由があります。
意外に思われるかもしれませんが、人間というのは真夏であっても冷たい水というのを一度に大量に飲むことが出来ません。
冷水だとコップ一杯でも満足してしまいますし、もし仮に大量に飲めたとしてもおなかを壊す原因にもなります。
冷水よりも常温のほうが圧倒的に飲みやすいです。
夏場であれば、買ってきたばかりの冷たいペットボトルの水でも、室内に30分ほど置いておくだけで常温になります。
ただ、2ℓサイズのペットボトルの直飲みは少々重いです(笑)。
女性の場合は500mlサイズでも良いかもしれません。
2.コップではなくペットボトルが良い
体験を踏まえた意見として、水はコップよりもペットボトルの方が圧倒的に飲みやすいです。
実際に試してみると分かりますが、コップよりもペットボトルの方がたくさんの水を“ラク”に飲むことが出来ます。
3.硬水ではなく軟水が良い
スーパーやコンビニに行くと様々なミネラルウォーターが売っています。
改めて水を選ぼうとした時、パッケージを見て外国産の方がオシャレに感じたり、値段が高いとなんとなく身体に良いのかな、なんて思ってしまうかもしれません。
しかし、個人的には国産か外国産か、値段が高いか安いかはあまり重要ではないと思っています。
重要なのは硬水か軟水かです。
これは純粋に味がどうこうではなく、“飲みやすさ”が違います。
実際に硬水と軟水を飲み比べてみると分かりますが、圧倒的に軟水のほうが飲みやすいです。
硬水の場合、ゴクゴクと飲んだ時に水の“固さ”を喉で感じますが、それに対して軟水は喉の通りが非常に良いです。
そもそも日本の水は軟水なので日本人が古来より飲みなれている軟水の方が日本人には合っていると個人的には思います。
因みに、自分はスーパーで販売されている中でも一番値段が安い商品(国産&軟水)を選んで飲んでいましたが、実際それで十分でした。
常温であれば大量に飲んでもお腹を壊すことがまず無い
世間一般の認識では、水分を大量に摂るとお腹を壊すと思われがちですが、個人的経験から言ってお腹を壊すのは冷たい飲み物を大量に飲んだ時です。
自分は水のみ生活を続けた2か月間でお腹を壊したことは一度もありませんでした。
水のみ生活にデメリットはあるのか?
さて、ここまで良いことばかりお話してきましたが、毎日大量の水を摂取するというのはそれなりに大変な部分もあります。
以下に、あえてデメリットと言えることを挙げていこうと思います。
1.頻繁に水分補給をしなければならない
自分の場合は大体20~30分に1回の割合で水を飲んでいました。
結構な頻度ですよね。
でもそれくらい頻繁に飲まないと、一日に4~5ℓの水を飲むことは出来ません。
ちなみに、飲む量は一回に大体300㏄前後でした。
2.頻繁にトイレに立つことになる
頻繁に水を摂取するということは=頻繁にトイレに立つことになります。
個人的にはトイレに立つことが決して苦痛という訳ではありませんでしたが、人によっては億劫に感じるかもしれませんね。
3.職場では実践することが難しい
上記1と2の理由から、職種に限らず職場で大量の水を摂取するのは難しいかと思いますが、水のみ生活はムリに実践しても苦痛に感じるだけです。
そういう方は休日、家にいるときだけ実践する、もしくは普段飲んでいるお茶やコーヒー、アルコールの類を水に置き換えてみることから始めてみるのも良いのではないでしょうか。
水のみ生活をしてみた感想
最初は誰しも『大量の水を飲むなんてムリ!!』と思ってしまいますが、自分は最初の数時間で慣れてしまいました。
一度、水のみ生活に身体が順応すると、常に身体の中を水が循環しているイメージが出来上がります。
因みに自分はひと月の水(ミネラルウォーター)代が約5,000円でした。
これを安いととるか高いととるかは人それぞれだと思いますが、体調が改善されて体重もひと月に1キロ落ちると考えた場合、個人的には健康にかける金額としては非常にコスパが良いと感じています。
最後に
そして最後に注意事項として、水がいくら身体に良いからといってあまりにも大量の水を摂取するのはおすすめ出来ません。
というのも、ごく短時間で大量の水を摂取すると水中毒になり、最悪の場合死亡する危険があるからです。
以下、参考までに。
Wikipediaより『水中毒』
※繰り返しになりますが、当記事はあくまでも医学的知識のない一個人の体験&感想ですので、参考にされる方は自己責任でお願い致します。
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